第47回京都医学会

京都府医師会 会長挨拶

第47回 京都医学会開催にあたって

京都府医師会 会長 松井 道宣
京都府医師会 会長
松井 道宣
 京都府医師会では、会員の生涯教育・研鑽の場の一環として、今年も47回目となる「京都医学会」を開催いたします。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、昨年に引き続きWEB開催とし、11月7日(日)~12月5日(日)に公開いたします。

 社会情勢とともに学術講演会のあり方も大きく様変わりしている中で、会員同士が顔を合わせて交流をはかる学術研鑽の場を提供することができないことは誠に残念ではありますが、このWEB開催が会員の皆様の研鑽にとっても地域医療を守る医師会の使命を果たすためにも、貢献できることを心から願っております。どうかWEB開催へのご支援とご協力のほど、お願い申し上げます。

 さて、今回の特別講演・シンポジウムは「COVID-19」を統一テーマとして取り上げることといたしました。

 特別講演では、感染症数理モデルに基づいた新型コロナウイルス感染症の流行状況の特徴を示され注目を集める、京都大学大学院医学研究科 環境衛生学 教授の西浦博先生にご講演をお願いしております。政策判断の際の重要なエビデンスとしても活用され、期待が高まる研究分野に触れることで、今後の効率的かつ効果的な感染症対策を考える上での貴重な機会になると思っております。

 シンポジウムでは、京都府保健環境研究所 所長の藤田直久先生のご企画により、「COVID-19を経験して、将来のパンデミックに備えるべきこと」をテーマに、5名のシンポジストからそれぞれの観点でCOVID-19対応についてご講演いただきます。COVID-19にかかる府内の医療提供体制に求められることは刻々と変化しておりますが、これまでを振り返り、今後の体制づくりについて考える機会にしていただきたいと思います。

 一般演題では、先生方の日頃の実践の成果を発表、討議する場として、毎年、多くの先生方にご活用いただいております。今年はWEB上での発表となりますが、日常診療に即した多数の演題発表により、地域の患者への適切な医療提供に寄与することを願っております。

 また、研修医の先生が経験した症例等をご報告いただく機会として「初期研修医セッション」を昨年度から設けております。優秀な発表は、後日、表彰いたしますので、是非多数のご応募をお待ちしております。

 WEBでの配信につきましては、昨年度の経験を活かし、より多くの会員に研鑽の機会を提供できるよう準備・工夫を重ねております。先生方におかれましては、新たな生涯教育研修の形態としてより一層発展させていくための一助とすべくご理解いただきますとともに、是非、多数のご参加、ご視聴いただきますようよろしくお願い申し上げます。